準空気銃について |
2009/8/15
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準空気銃(所持禁止)とエアソフトガン(所持可)のボーダーラインについてはややこしいです。 警視庁のFAQを見ると6mm弾のボーダーラインは0.9891ジュールとなっています。 『質量0.2gの6mmBB弾』を 『弾速100m/s』で発射できるエアソフトガンの場合 運動エネルギーの値は、 100×100)×(0.2÷1,000)×0.5=1ジュール 準空気銃の内閣府令で定める値(判断基準)は、 弾の半径×弾の半径×円周率×(準空気銃の値)ですから 0.3cm×0.3cm×3.14×3.5=0.9891ジュール 測定方法につきましては、下記のように定められているようです。 Q威力の判断基準は? A空気銃」「準空気銃」ともに『内閣府令で定めるところにより測定した弾丸の運動エネルギーの値が内閣府令で定める値以上となるもの』とされています。 ア 水平方向に発射された弾丸が、弾道の上における銃口から水平距離でそれぞれ0.75mの点と1.25mの点との間を移動する速さを、室内においてその温度が20度から35度までのものである場合に測定した時における測定値(弾速、単位:m/s) イ 弾丸の質量の測定値(単位:g) の2つを測定して算出します。 運動エネルギーの値(ジュール)=(ア×ア)×(イ÷1,000)×0.5 仮に100%初速のばらつきが無い銃があったとします。 今回購入した弾速計の誤差が全く無く、何度打っても0.9891ジュールが表示されるとします。 (実際の表示は小数2桁までです。) 0.9891ジュール出るの銃は準空気銃扱いされるはずですが、 これは準空気銃とエアソフトガンどちらかといわれればエアソフトガンです。 なぜなら、計測地点については下記の様に定められています。 「0.75mの点と1.25mの点との間を移動する速さ」 銃口付近と銃口から離れた地点で測定する場合、 空気抵抗により、運動エネルギーは少なからず落ちるからです。 なのでほぼ間違いなく、銃口で0.9891ジュールの玉は 法律で定められた計測方法だと0.9891ジュール未満になります。 なら銃口付近で0.9891ジュールまで威力を上げても平気! って考えはしないでください。 実際は様々な要因により初速は変化します。 グリスの粘度や量、気温、湿度、BB弾の品質や若干のサイズの差 そして、意外な盲点がHOPのかけ具合。 HOPのかけ具合を最小にすると初速が上がります。 大まかな目安としての紹介なので、10発測定平均です。 M4 S-System 適正HOP 94.3m/s 0.889ジュール HOP最小値 97.5m/s 0.951ジュール よって、その銃の出せる最大の威力と考える必要があります。 また、弾速計の精度についてもパッケージなどには「±○%以内」などと記載がありますが あくまでメーカー公表値なので、完全に信頼の出来るものではありません。 実際のところ、各計測器ごとのバラつきはかなりあるようです。 ライラ<cb-625<ヤフオク弾速計 上記のことから、自分の持ってる弾速計で家で計ったらOKでも 警察で計ったらアウトって事も十分考えられます。 別に事件でも起こさなければ、ばれるものではありませんが 明らかに規制ギリギリの初速まで上げている人がいますが、 ばれなければ良いではなく日本に住んでいる限りやはりカスタムを行う場合、若干の余裕を持つべきです。 |
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